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Social Trade #1 エイズ孤児について

by youith on 2010年11月15日

Social Tradeの一回目はNGO法人のPLASさんで活躍されてる川嶋さんとお話ししてきた話を書いていきます。PLASは「エイズ孤児の支援」を行っている団体。
川嶋さんはその中で長い間活躍されてるスタッフです。

僕が「エイズ孤児」という言葉を知ったのはあるセミナーに参加した事がキッカケ。
ケーススタディとしてプレゼンされていたのがPLASの取り組み。
お話をされていた代表の門田さんの事業紹介がとても興味深く、一気に引き込まれました。

「エイズ孤児」って何だろう。
エイズになっている孤児?それとも…?

「エイズ孤児」はエイズによって親を亡くした子供達。
そしてAIDSとHIVから偏見を受けている。肩身の狭い思いをしている。
エイズ孤児の子達は引き取られた家に「お世話になっている」と感じている。

普段は凄く素敵な笑顔を見せるのに家に入るとふと暗い顔を見せる。川嶋さんのお話しを聞くと意外な事や犬猫に通ずる部分を感じました。

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現地の子供たちは「どんな時でも明るい」

PLAS
▲PLASさんのHPにも子供たちの笑顔が

HIVやAIDSのイメージ・偏見は強い。僕自身、AIDS検査を受けた時、頭ではわかっていても拭えない感情がありました。

投薬でHIVからAIDSの発症を抑えられる。普通の生活を送る事ができる。
感染経路をシャットダウンすればうつらない。
いくら知識を入れても「本当にそうなの?」というものが(きっと今でも)拭えませんでした。

僕は検査を受ける前と後、不安な毎日を過ごしました。身に覚えが無くても辛かった。
しかし「もしかしたら感染しているかもしれない」子達が明るい顔をして頑張っている。

現地の子供たちは「どんな時でも明るい」「家に帰るとふと暗い顔を見せる」と川嶋さんは教えてくださいました。この話は凄くリアルなものとして胸に響きました。
子供たちは傷と周りへの気遣いを小さな胸にいっぱい抱えてるんだと思います。

この話は犬猫の殺処分の話にも通ずる部分が大きいと思うんです。愛護センターに持ち込まれる子供は雑種ばかりでは?病気だから捨てられるのでは?というイメージが通ってるのではないでしょうか。

実際にはそんなことはなくて。種類や見かけのみで言えば、普通の犬猫でショップで売られている子達と変わらない。そしてその中の犬猫は引き出されても新しい一時預かりのボランティアの方々の家で落ち着かない態度を取る。センターから引き出された犬猫は「人間が怖い」と感じる。

Club Musicもイメージや偏見があると感じています。世間的なイメージはチャラい、薬、汚い世界。そんなイメージの中でも純粋な音楽好きな想いで曲を作ったり活動している人がいる。どんなにキツくバッシングを受けても自分たちの好きな音を求めて、同じジャンルの曲を好きな人に届けている。

その「空間自体や問題、状況が悪い」のではなく、イメージや偏見があるから肩身の狭い想いをする。その状況は個人的に悲しいなぁと思います。僕は純粋にそれでも明るく生きようと頑張ってる人を応援したいと思いますし、報われる社会になってほしいと思います。

ここに偏見がなければ、ちょっとでも知識があれば偏見の強さを弱める事ができます。
エイズ孤児の話であれば「手触っただけで感染するから近寄るな」という言葉は減ると思いますから。

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日本が進んでいるAIDS問題、海外が進んでいる犬猫問題。

日本ではAIDSに関する教育や医療が進んでいる。
アフリカではHIVやAIDSに関する教育が不十分。

ヨーロッパ諸国では犬猫の教育や施設が進んでいる。
日本では教育が進んでないし施設も不十分。

エイズ孤児の抱えてる状況が日本の犬猫が抱えてる状況に近い気がします。
逆に犬猫問題では海外の方が殺処分0の地域も多いですし人々のリテラシーも高い。
日本は教育も施設も遅れている。

どうすれば教育が上手く伝わるか、偏見がなくなるかという観点で話せば、
犬猫問題とAIDS孤児という違った問題に取り組んでても解決の糸口が見える気がします。

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今回のSocial Tradeで僕は解決のヒントとやらなければならない課題を掴みました。
PLASさんが出来ている事で犬猫問題が出来ていない部分。
それに対して自分たちが出来る事、出来ない事。
ちゃんとそれを明確化して動いていきたいと思います。

今回のSocial Tradeを通じて垣根を超えた異種交流の大切さ、そして温かさの強さを感じました。以前、某セミナーでイケダさんもおっしゃってましたがマーケティング3.0的な「競合より共同」という概念こそ広まるべきだと思います。世の中を良くしようという意識の下に「競合」という概念はない。非常に共感する言葉です。

※しかし、利益を求める団体なのに上手く協力しあってる海外のクラブシーンは凄いと思います。本当に特異な分野だと思います。このケースはいずれ紹介したいです。
金曜日にクラブミュージックレーベルの皆さんと集まってMeetupしたのでそのお話をする際にでも。

エイズ孤児について知りたいと思って下さる方がちょっとでも増えたらいいなと思います。
詳しくはPLASさんのページに説明があるので読んでみてください。

エイズ孤児支援NGO・PLAS

Social Trade(お話を聞かせてくださった川嶋さんが犬猫について書いて下さった記事)
垣根を超える(Every Little thing I do )



Yusuke Yamanaka (a.k.a youith)

somode代表。クリエイターとして2006年からトランス主要レーベルの一つ、Banshee Worxsから楽曲をリリース。2011年12月からは代官山AIRで80KIDZと共演したイベントをキッカケにDJ活動を開始。犬猫を何とかせねばーというソーシャルDJとして活動している。

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