北海道から斬新な音楽を発信し、届けていく新レーベルSenSe。
その魅力を紐解くためにオーナーの柳原様にSenSe V.Aの魅力を語っていただきました。

コンピレーションアルバムに込められた想い、そして願いを音と共に感じてください。

 
SenSe
http://sense-sapporo.com/
音楽やアートを中心に様々なクリエイティブなものを発信するレーベル。Shingo NakamuraやTomoyuki Sakakida、Calla Soiled他、豪華ゲストが参加するSenSe V.Aをリリースし、パーティも主催する北海道の要注目レーベル。

-SenSeを立ち上げようとした背景(キッカケ、想い) 10代の頃から電子音楽が好きで、いつかはレーベルを立ち上たいと思っていたのですが某メジャーレーベルでの新人発掘で働いていたのを機にたくさんの才能あるアーティストと出会って、このタイミングだと思い去年レーベルを立ち上げました。
-これからの展望 リリースする音源はエレクトロニックミュージックを中心に、流行にとらわれずに様々なジャンルをリリースしていきたいです。
また「作品を発信する」“レーベル”という観点で、アート作品もリリースしていきたいです。現在友人のカメラマンの写真集をリリースする話も進めており、既存のレーベルや音楽シーンにはない、自由な発想でリリースを重ねていきたいですね。あとアーティストのマネジメント業務も始めようと思っています。
-SenSe V.Aの聴き所 SenSe V.A 01はダンスミュージックを中心にコンパイルしました。既に世界中のDJからのサポートがついているShingo Nakamuraのシンプルなピアノハウス「Clonal」や、ハウスシーンの若手筆頭Tomoyuki Sakakidaのテッキーで凶暴な「Red Blaze(Original Mix)」、ネットレーベル界隈から名前が広がりつつあるCalla Soiledの朝方直球系「 Eden Is Asleep」、ひたすらに踊れるトラックを追求するThe Amadeusのエレクトロ「Too Late」は、フロアやDJセットに入ってこそ映える作品になっています。それにセクシャルで破壊的な映像と共に作品を構築するDefectLeakの脳内のシナプスを駆け巡るような「Santa Fe」、そのメンバーでありDJの評価も高いこそ作れるYENの「Disorted Dance」の6曲になります。

SenSe V.A 02はエレクトロニカ、アンビエント等をコンパイルしました。01にも収録されているCalla Soiledの切なさが浮くピアノの旋律と破壊的衝動を繋ぎ合わせた「Citrus」、Radio Sakamotoでも評価をもらっている静寂と緊張が均衡する3+の「Asu」、今回のコンピレーションで一番奇麗でお洒落なkohei sasaki(not/c)の「Rainy eden No.2」は、今後のレーベルの方向性にとっても大きい役割を担っています。「創る」行為にアプローチするユニットhindusquadによる「Conservative gene」は今時期の札幌の風景を彷彿とさせます。hugvillaの優しいなかにも強さが残る女性らしいエレクトロニカ「vætanlegur」は、妄想のほつれを音で縫い合わせたような作品です。僕の中で一押しなのは、ボイスサンプルが耳に残る現行のダブステップシーンにも通じるFilm Forestの「Machine」で、彼の次回のリリースは今年の夏までにはinfoできると思います。

-SenSe V.Aの始まり 単純に周りにいるアーティストをいち早く世の中に紹介したかったので、コンピレーションで一気に紹介しようと2枚に分けてリリースしました。
webサイトやトレーラー映像、フライヤーも全て友達のデザイナーやアーティストでしたので、要求が多かったり時間が少なかったりでかなり迷惑をかけてしまったのですが、全てのプロダクトで僕の持っていたイメージを良い意味で超えてくれたので、共同でもの作りをする醍醐味を味わえました。音源として参加してもらいながらwebサイトも作ってもらったhindusquadのユーゴ君、映像で楽曲に色づけしてくれたTatsuhico君、感謝してます。
-普段の趣味、好きな事 音楽以外の趣味と言ったらあまりないのですが、アート作品を見るのが好きです。各大学の卒展やグループ展に行って、才能のある新しいアーティストを捜すのが楽しみです。最近はなかなか行けていないのですが、近々友達の作家の個展のオープニングパーティでDJをすることが決まっていたりそろそろ大学の卒展が始まるので、また細かくギャラリーや美術館を回っていきたいですね。あと本が好きなので、多いときは漫画やアート系、デザイン、ビジネス系の本も含めて、10冊近く買ってしまいます。
-世の中や音楽や、文化が「こうなったらいいなぁ」という理想 とにかく、素晴らしい作品を作るアーティストがたくさんいるので、その人たちが作品を出す事で食べていける状況になって欲しいと思います。
-なぜそう思うようになったのか 前職の新人発掘の体験ですが、アーティストとして芽が出ずに活動を辞めてしまう事を目の当たりにしたりするとせっかくの素晴らしい作品が世に出ずに終わってしまうのがとても残念でした。もちろん作品以外にもアーティストに要求されるものはたくさんありますし、メジャーレーベルでも出来る事と出来ない事がある、という前提があるのですが…。しかしとがった作品を出すネットレーベルやインディーズレーベルがたくさん出てきているので、埋もれているアーティストや作品を今以上に発信して音楽シーンが盛り上げれば面白いですね。

 
SenSe V.A01

SenSe V.A02